5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

タグ: 無線LAN

  • spacedeskでChromebookをモバイルモニターにしようとしたけど、多少残念な結果になった話し

    この記事を見て、持ち出し用のThinkPadのモバイルモニターを仕立てようとしました。

    まずは、とても古いアマゾンのFire HD 8 タブレットです。2017年に買ったものです。こんなに古くても正常にモバイルモニターとして使えます。Wi-FiでもUSBケーブルでの接続でも大丈夫でした。しかし、画面の解像度が低くてあまり使う気になりません。

    Fire HD 8は、新しいモデルでもあまり画面の解像度が高くありません。もしかしたら、手持ちのLenovo IdeaPad Duet Chromebookでもspacedeskでモバイルモニターを使えるかと思って、Playストアをspacedeskを探したら見つかりました。早速、インストールしてみます。

    Wi-Fiでは正常にモバイルモニターとして使えます。しかし、USBケーブルでの接続では使えませんでした。残念です。

    何かChromebookの方でUSBで接続での許可が必要なのでしょうか? Androidの場合はテザリングの許可が必要という情報がありますが、Chromebookではその設定が見つかりません。

    外に持ち出す場合は、どうせThinkPadとChromebookをスマートフォンを使ってテザリングでWi-Fi接続して、同じLAN内に存在させますので、USBケーブルを使わなくてもThinkPadのIPアドレスがわかればモバイルモニターとして使えることを確認しています。しかし、公共の無線LAN内だとどうなるかは、やってみないとわかりません。

    確実にUSBケーブルでChromebookがモバイルモニターとしてつかえなかったことは、多少spacedeskの残念なところです。何か使える方法はあるのでしょうか?

    素直にChromebookではなくてモバイルモニターを持ち出した方がいいかもしれません。IdeaPad Duet Chromebookは画面の大きさの割には重いしね。

  • LANケーブルでつながっているPCをWi-Fiで無線化した話し

    義理の父が体調不良で2階に上がれなくなったので、2階で使っていたPCを1階に下ろす。2階にケーブルテレビのインターネットをモデムで引き込んでいる。PCはディスクトップでモデムにLANケーブルでつないでネットワークにつながっている。1階にはLANケーブルは届いていない。そこで、1階でPCをネットワークに接続する方法を考える。

    まず考えたのは、2階と1階をWi-Fiで接続して、1階にもLANを構築する方法である。一層のことメッシュでWi-Fiネットワークを構築しようか。これは、新しく1階にWi-Fiのアクセスポイントを購入しなくてはならないし、設定も面倒だし、PC1台のためにそんなに大がかりしなくてもいいということで却下とする。

    次に、PCに無線LANカードを入れてしまう方法である。例えばこんなの。

    そう言えば、そのPCはPCI Expressのスロットがあったけ? ということなので、これも却下となる。

    次に考えたのは、無線LANアダプターをUSBに差し込んでしまえ、ということ。USB 3.0のポートがあるかどうかが怪しいけど(いくら古めのPCでも、その位はあるよね。)、なくても遅いだけで大丈夫だろうとこちらで進める。購入したのはこれ。

    アンテナ4本で、いかにも強そう。ちょっと離れていてもつながりそう。PCとアンテナがUSBケーブルと離せるから、電波を掴みやすいところに 無線LANアダプター を置ける。

    本日、移動と設定しに行ったけど、トラブル無しにネットワークにつながった。注意点としては、製品にはデバイスドライバーのソフトウェアが同封されていないので、ネットワークにつながっている間にアイ・オー・データのサイトからデバイスドライバーをダウンロードしておきましょう。

    追記(2021年6月23日)

    父からネットワークにつながらないと電話があったけど、 無線LANアダプターのUSBケーブルを抜き差ししてもらったら復活した。

    ネットワークにつながっていないと、TeamViewerを使ってリモートでサポートできないのは辛いところである。それとスマートフォンを持っていないので、それもリモートでサポートできない一つである。

  • 無線LANルーターをNEC AtermからTP-LINKに買い換えた話し

    こちらの話しの続き。

    家族からもどうにかしろと不満ブーブーだったので、無線LANルーターを買い換えることにする。今度のWi-Fiアクセスポイントは、TP-LINKのArcher C9 という製品。ここは安全にバッファローとかアイオーデータとか国内メーカーにするところだが、安くて機能がよくて、まあおもしろそうなのでTP-LINKにしてみた。TP-LINKはスイッチングハブで一つ入れてみたくらい。まあ大丈夫だろうと楽観的に考えてみる。

    電源とLANケーブルをつないだだけで設定完了。スマートフォンからパスワードを設定すれば接続完了。問題なくインターネットに接続できる。ここまで5分もかからない。この辺りの簡単設定は世界的に数を出している海外メーカーの強いところ。HPのプリンタをネットワーク接続するときも簡単だったな。

    このままではルーターの設定になっているのでブリッジの設定してしまう。NATで変換されて別のネットワークになっていても問題ないけど、ただ気持ち悪いという理由でブリッジ設定にする。他のメーカーの無線LANルーターのように本体スイッチで切り替えるのではなく管理画面で設定する。

    以上のページを参考にする。TP-LINKは日本語のサポートページも用意されている。

    再起動したらIPアドレスが変わって接続できないとか、これで手間取るのかなと思いつつ設定すると、特に問題なくブリッジの設定も完了。ここまで10分。とても簡単。AtermのようにIPアドレスの取得で止まるってことはない。これは当たり前だけどね。

    これから使ってみて速さよりもトラブルないことに注視するけど、今のところいいみたい。特に管理画面がNECのAtermに比べて素直だし(Atermの場合、ホーム画面に戻るのにアイコンが下の方に隠れているのがイヤなのね)、再起動がアホみたいに時間がかからないし、何だがTP-LINKほうが自分に合っていそう。

    Atermのトラブルは再現しない場合があるので、NECにはなかなか強いこと言えないしこれ以上サポートしてもらうこともできない。しかたないので代替品で確保だな。

    In album 2017/08/26

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  • PR-500KIの無線LANが弱かった話し

    1階にPR-500KIを置いて、2階にバッファローのBUFFALO WHR-HP-G300N無線LANのアクセスポイントを置いています。アクセスポイントの切り替えが面倒なのでPR-500KIだけにして、BUFFALO WHR-HP-G300Nを取りはずそうと考えました。

    2階で使っている機器で、無線LANの電波を掴みにくいのは、娘が使っているレッツノートのノートPCとCovia CP-F03Aです。2つとも、11acには対応していません。11bしか対応していないレッツノート11acに対応させるために、PLANEX 無線LAN子機 GW-450S 手裏剣を購入した。小さくて邪魔にならないというのが理由。

    しかし、全く2階の娘の部屋からはつながらない。廊下に出るとようやくつながる。AndroidアプリのWifi Analyserで見たら、廊下と部屋の中では電波の強度がずいぶん違っていた。アイリスオーヤマ メタルラックの中段にあったPR-500KIを、金網で電波の影響が出ないように一番上に配置しても変わらない。11acって速いだけで、遠くまでつながるってことはなかったのね。これは自分の知識不足。

    原因としては、PLANEX 無線LAN子機 GW-450S 手裏剣 が小さいので電波が拾いにくいのか、それともPR-500KIの無線LANの電波が弱いのか。

    PR-500KIは、これ一台でネットワーク機器はいらないなんて書きましたが、無線LANアクセスポイントは別に買ったほうがいいかもしれない。

  • Eye-fiカード、すぐにアップできるようなった話し

    PCにアップでするのに、4時間とか3日とかかかっていたEye-fiカードですが、Eye-fiのサポートに人たちのおかげで、撮影してすぐにアップできるようになりました。

    こちらの対応方法は以下のとおりです。

    1.Eye-Fi CenterでEye-fiのアカウントを一旦削除する。
    2.Eye-Fi Centerをアンインストールする。
    3.PCの再起動。
    4.Eye-Fi Centerを再インストールする。
    5.アカウントを登録する。同じアカウントでOK。
    6.Eye-FiカードをEye-Fi Centerで無線LAN APに登録する。
    7.サーバーモードでの転送をしないように、公衆無線LAN、オンライン共有、ジオタグをすべてOFFにする。

    以上です。

    公衆無線LAN、オンライン共有、ジオタグなどは、新しいEye-fiカードの目玉機能ですが、特に使っていないので不自由はありません。多少負け惜しみ。

    他のユーザーは問題なく使えているのでしょうね。どうしてサーバーモードで転送するとトラブルになるかは原因不明です。ファイヤーウォールも無効にしたり、穴を開けたりしたけど変わらなかった。何か自分のネットワーク環境の特有のトラブルなのかな。

    ダイレクトモードの機能を使ってみたいのですが、再度アップできなくなると困るのでやめておきます。

    Embedded Link

    Eye-Fi Pro X2 8GB – RAWの転送に対応した、フルスペックモデル | Eye-Fi Japan
    お使いのカメラからコンピュータやウェブに、JPEG、RAW、動画を直接アップロード。ジオタグ機能と公衆無線 LAN 機能も付いています。アドホック機能。数多くのカメラで動作します。

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  • Eye-Fiのサポートの人は丁寧に対応してくれたが、まだトラブルあるなという話し

    写真のファイルが3日経ってようやくPCに転送されるトラブルですが、ずいぶんと丁寧にEye-Fiのサポートに対応してもらいました。

    Eye-Fi CenterでEye-Fiのサーバーにアクセスする機能を無効しろとか、Eye-Fi Centerを再インストールしろとか、いろいろやってみたころ、4時間まで短縮できました(まだだめじゃん)。

    どうも、Eye-Fiカード単体が疑わしいとのことなので、動作検証されたものと交換になりそうです。まだまだ続く・・・。

    Embedded Link

    Eye-Fi(アイファイ)カード – あなたのカメラをワイヤレスに
    Eye-Fiカードは世界初の無線LAN内蔵SDカードです。 – あなたのカメラがワイヤレスになります。パソコンやウェブに写真や動画をワイヤレスでアップロード。SDHCカード対応のほぼ全てのカメラでお使いいただけます。

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  • IS05で無線LANが使えなくなることの対処の話し

    一つ前のの記事に「IS05で無線LANが使えなくなることがよくあります」と書きました。たまにあるならしょうがないと思っていたのですが、頻繁に出るようになりました。ついに設定画面のWi-Fi設定ページが開けなくなってしまいました。アクセスポイントをスキャンしたままエラーで返ってこない。

    これではダメだろうと調べ出しました。するとキーワードとして「アクセスポイントのチャンネル」が引っかかりました。今のアクセスポイントのチャンネルを動かせば改善するかも、ということです。あくまでも、改善するかも、のようです。

    そこでまずはアクセスポイントの現状調査です。使ったAndroidアプリは、「Wifi Analyzer」です。詳しくはここ辺りの紹介ページを見ていただくとして(紹介記事など書く余裕もなく手抜きです)、Wifi Analyzerは周りのアクセスポイントの強さとか、どのあたりのチャンネルが空いているとかを調べてくれます。見ていると少し楽しいスパイ気分(?)です。

    調べてみると、周りにはたくさんアクセスポイントが知らないうちにできていました。住宅街のせいか一軒に1アクセスポイントと言ったような勢いです(おおげさ)。無線LANのアクセスポイントの場合、1から13のチャンネルを使うことができるのですが(Wifi Analyzerから指示だと14チャンネルを設定しろと言われる)、どこもかしこも連続して一杯です。あまり隣同士のチャンネルを使わないほうがいいので、なるべく強いアクセスポイントと離れたところにチャンネルを設定します。今まで自動的にチャンネルを設定していましたが、今回はチャンネルは決め打ちです。しかし、どうしても他のアクセスポイントと同じチャンネルでかぶります。この辺りはどういう運用がいいのでしょうか?

    結果として今のところはチャンネルをずらした効果はあるようですが、しばらく様子を見ていこうと思います。今までWindowsのPCは無線LANでアクセスポイントにつないで問題になっていませんでしたので、どうしてIS05でこのようなことになったかは不思議です。

    まだまだAndroidのスマートフォンを快適に使えるためには道が険しそうです。電話してメールするくらいなら今のスマートフォンでもトラブルはなさそうです。これだと、今までの携帯電話とかわらなくなくて意味がありません。

    いちいち再起動するのも面倒なので、再起動アプリがあったほうが便利そうです。既に探したらあったりして・・・。

  • スマートフォンを購入してみて一ヶ月たって思ったことのメモを書いていく話し

    Android端末であるIS05を買って一ヶ月経ちました。面白いオモチャを手に入れて、おおかた満足しています。

    しかし、気になることが数件。スマートフォンは電話ではないのね、ということ。

    大きいのは1日に少なくても一回再起動しないとどうしようともいけないこと。酷かったのは、着信もできなくてフリーズしてしたことがありました。一度だけしたが、充電したときにありました。おかげで大事なお客さんから電話を取り逃がすといった失態をしてしまいました。充電するときには、正しく待ち受けになっているか注意するようになりました。

    無線LANが使えなくなることがよくあります。アクセスポイントに接続しようとするとエラーになります。これも再起動すると直ります。何かのアプリのせいでしょうか?

    トップページでページが切り替えることができなくなります。スライドさせても元に戻ります。これも再起動となります。

    SD メモリにアプリケーションと登録しておくと、そのアプリのショートカットが消えてしまうことが2回ありました。これはどうしようもなくショートカットを再登録になります。

    アプリによっては、頻繁に止まるアプリがあります。これはアプリのせい。TweetDeck・・・。

    使っていくと、携帯電話でなくて言うこと聞かないコンピュータの姿が見えてきます。仕方ないと済ませてしまうところがスマートフォンの付き合い方なのでしょうか・・・。

  • IS05とVoIPのSIPアプリとFonルーターの設定をした話し

    IS05に入れたアプリでよかったのは、VoIPサービスのSIPアプリがあります。ひかり電話の子機にAndroid端末にしてしまうもののです。ひかり電話のルーターはSIPでお話しできるので、Android端末にSIPのクライアントアプリをインストールします。

    どうしてSIPアプリを入れてよかったかというと、携帯電話の電話帳が使えるということです。IS05の電話帳は、ずっと何台も使ってきた携帯電話の電話帳からインポートを繰り返してきたデータです。その携帯電話の電話帳のデータを固定電話でも使えるということはすばらしいことです。固定電話の電話帳での登録なんてとても使える代物でもないので、この機能はありがたいものです。携帯電話の電話帳が便利なので、どうしても携帯電話の回線で電話をかけてしまいます。SIPアプリであればau側の携帯電話料金が抑えられます。

    今回インストールしたSIPアプリは、CSipSimpleというアプリです。シンプルといっても機能は十分。実はNTTからレンタルされているRT-200NEは曲者で、SIPアプリによってはつながらない、着信できないという報告が上がっています。SIPアプリのバージョンアップが激しいので、そのレポートも当てにならないのでやってみないとわからないというのもあります。今回はCSipSimpleを使いましたが、他のSIPアプリでも試してみるとよいかもしれません。

    RT-200NEの設定に合わせてCSipSimpleを登録してしまえば簡単に設定完了。ツレの携帯電話からの着信、発信を確認してOKです。

    トラブルというと、FonのルーターのLa Fonera経由で無線LANに接続するとCSipSimpleをRT-200NEに登録できませんでした。原因はLa Foneraにありました。La FoneraはNATでLANと無線LANとは別ネットワークで接続します。どうもNATを越えて接続できないようです。La Foneraをブリッジとして接続できないので(接続する方法はありそうですが)、La Foneraはやめて別の無線LANのアクセスポイントを入れました。入れたのは、安価なアマゾンで売っているプラネックスのアクセスポイントです。

    これで自宅の屋内からどこからでもIS05でひかり電話経由で電話をかけることができるようになりました。1階と2階は無線LANのアクセスポイントを別別に置いていますが、電波が強くないと通話が途切れますので注意が必要です。余ったFonのアクセスポイントは、さてどうしましょうか。

    追記

    余ったFonのルーターは、目白のオフィスに設置しました。川村学園近辺にお越しの際は使ってください。そういえば、他人のFonルーターを使ったことはないな・・・。

  • Eye-Fiの購入して、NEX-5に付けてみた話し

    NEX-5にはメモリカードは付いてきません。テストで使っていたのは手持ちの1GBのSDカードです。大きなメモリカードを買ってもいいのですが、ここは前から気になっていたEye-FiというWi-Fi付きのメモリカードを買ってみました。値段は普通のメモリカードよりは高くなりますが、その分は遊べます。

    購入したのは、Eye-Fi Pro X2 8GBというメモリです。専用のメモリカードリーダーが付属しています。SD-HCに対応しているカードリーダーを持っていなくても(それは自分です)、すぐに使うことができます。写真に写っているメモリカードのようなものは紙のダミーです。最初、パッケージを開封したとき(それがなかなか開かない)にメモリカードが2枚出てきて、同じ製品を2つも買ったかと思って焦りました。

    いろいろな設定は、カードリーダーに差し込んで専用ソフトから設定します。つまりEye-Fiを使うには、WindowsのPCかMacが必要です。無線LANのアクセスポイントも必要です。アドホックで直接PCの無線LANポートにデータを転送できるらしいですが試していません。専用ソフトはメモリの中に入っていますので、Eye-Fiを差し込むとインストールが開始します。インストールが終わると自動的にソフトやファームウェアのアップデートをしてくれます。自分の場合は、インストールしたらすぐにソフトとファームウェアのアップデートが始まりました。全く面倒はありません。Eye-Fiから無線LAN経由でインポートするには、取り込むためのソフトを常駐しておきます。接続ドライバのようにWindows7 64bitに対応していないということもなくてよかったです。

    NEX-5には、Eye-Fiに対応したメニューがあって、現在アップロード中が画面でわかります。ただし、後何%のファイルをアップしなければいけないとかの残量はわかりません。単純にアップ中だけです。何をやっているかがわからないので、これは残念はところです。

    使ってみるとEye-Fiのメモリカードはとても便利です。メモリを外してPCに入れたり、ケーブルでカメラとPCを接続したりということもありません。メモリを外したり付けたりだと、カメラ本体のスロットを壊したり、ケーブルの接続口を壊したりなどが無くなります。自分はカードの入れ方やケーブルを無理に差し込んだりとカメラを壊しそうになったことがよくあります。カメラの電源を入れて、無線LANのアクセスポイントのエリアに入り、PCにEye-Fiのソフトを常駐しておけば、勝手にファイルをアップしてくれます。撮影すれば直ちに転送を開始するので、PCにはアップロードの動作をしなくていいのは、物撮りには便利でしょう。

    普段は写真データの管理はPicasaを使っていますが、JPEGやRAWフォーマットのファイルだとインポートしてくれるのですが、ムービーファイルはどういうわけかインポートしてくれません。ムービーファイルはエクスプローラーでファイルをコピーしないといけません。Eye-Fiだとムービーファイルも自動的にファイルをインポートしてくれるのは素敵な機能です。

    使える機能としては、Eye-FiはEye-Fi Viewという機能で、インポートされたファイルを7日間預かってくれます。お金を払うとずっと保存してくれるらしいです。いつもの自分のやり方は、PCにファイルをインポートしてしまうとカメラ側のデータをすべて削除するかフォーマットしてしまいます。これだとバックアップの処理が完了しないと、PCにファイルが一つだけ存在することになります。万が一PCのディスクが壊れた場合、せっかく撮った写真データがなくなる可能性があります。バックアップの処理は一日一回ですので、その間のリスクがあるわけです。Eye-Fiのメモリカードをエンドレスモードにしておけば、メモリからデータを削除する必要もないので、Eye-Fi Viewと組み合わせれば、PCが何か危ないことになってもデータは助かります。もちろん、撮影直後にメモリが壊れてしまえば、何も残りませんが、これはメモリを二重書き込みしない限り防ぐことができませんので、これは考えないことにしましょう。

    自分はFONの会員ですので、街中でもFONのアクセスポイントさえあれば(あまりないのは残念かも・・・)、どこでもファイルの継続的にアップロードができますので(理想的には)、ファイル消失のリスクは減るはずです。自宅にはFONルーターが2台あります。一方を無線LANのプライベートのアクセスポイントとして登録し、もう一方をFONのパブリックのアクセスポイントとして登録しました。プライベートのAPを止めてFONルーター経由でのデータをアップすると、正常にデータのアップが確認しました。さすがに転送は遅くなります。

    最後におもしろい機能としては、撮影した場所の座標をジオタグとして、自動的にJPEGファイルのメタデータであるExifの部分に書き加えてくれることです。座標はGPSも使わずに、近くの無線LANのアクセスポイントから計算しているようです(仕組みはよくわかりません)。これでGPSロガーを持ち歩く必要がなくなりました。自分の場合は、GPSロガーを持っていますが、座標の取り込みが面倒なので、ほとんど使い込んでいません。ただし、写真を公開するときに勝手に座標が入っていることになるので、自宅で撮った写真は座標を消すような注意が必要です。ただし見てみると、自宅の座標は10mほどずれていました。住宅街ですので、計算できるアクセスポイントが少ないからでしょうか? Pisacaのウェブアルバムにアップしたところ、Gmapと撮影場所が連動してくれます。Googleの写真とGmapの連動サイトであるPanoramioでも自分で場所を設定しなくてよさそうです。

    Eye-Fiはすばらしい製品ですが、問題がない訳ではありません。それは普通のメモリカードよりもバッテリーを消費することです。ただでさえバッテリーの持ちが悪いNEX-5ですのが、Eye-Fiのおがけでもっと電池が無くなります。これは、予備の電池を持ち歩くしか対処しようがなさそうです。NEX-5のバッテリーは一個7K円以上と、高いのが難点ですが、近いうちにもう一個(今は2個所有)バッテリーを手に入れる必要がありそうです。