5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

タグ: QNAP

  • ONVIFに対応したSV3Cの監視カメラがQNAPのQVR Proに接続できなかったけど、サポートのみなさんのおかげで何とかなった話し

    アパートのごみ集積所の監視用にカメラを購入した。電源を確保の工事ができたら取り付けの設定を行う。

    もう一台、アパート駐輪場向けに監視カメラをQNAPのQVR Proにつなげようと防犯カメラを購入した。購入したのはこれ。SV3Cの防犯カメラである。

    SV3Cの防犯カメラはどこかのOEMか、OEMでよく出回っているカメラである。このようなデザインのカメラはおそらく中身は一緒である。Webの設定画面が全く一緒なので、すぐにわかる。

    このカメラを選んだ理由としては、

    1. QVR Proに繋げられるようにONVIFに対応していること。QVR Proにつなげるために、これが重要。
    2. スマフォアプリはCamHiを使えること。1種類のスマフォアプリで済ませたいためである。
    3. 価格がそんなに高くないこと。今まで200万画素だったので、それ以上の画素があること。
    4. SDカードを取り外してローカルPCでチェックしたいので、SDカードにアクセスしやすいこと。アクセスをしやすいということは盗まれやすいので注意のこと。
    5. Wi-Fiのルーターなしでもアクセスポイントでも利用できること。

    最後の2つは単体でアパートの監視カメラで使用できることを前提としている。あとでSDカードを自宅に持って帰って映像をチェックすることを考えている。

    以上の条件で選んだ結果が、このSV3Cの監視カメラである。4.のSDカードのスロットがカメラを分解しなくても取り出せるカメラは少ない。逆に簡単に取り出せると、SDカードを盗まれる心配とか、いろいろと問題になる。

    今まで3台ばかりSV3Cに似たようなカメラを設定してきたが、どれも簡単にQVR Proにつながっていたが、今回は本当に手こずった。

    今までは、カメラをネットワーク上で検索して、ID/パスワードを設定するくらいで勝手につながってくれた。今回は接続テストがOKなのに録画で失敗する。カメラの種類をいろいろ選択してもだめ(これは後述)。仕方ないのでSV3CとQNAPのサポートに連絡してみる。

    SV3Cのサポートからは、返事はすぐ来た。期待していなかったけど返事は早くて、英語の翻訳で(オリジナルの英文も添付されて助かる)内容もまともであった。ただし、指示通りONVIFのポート番号や、ユーザーIDをadminに戻してみてもだめだった。これまた指示通りにカメラを初期化してもだめだった。

    QNAPからは少し遅れて返事が来た。リモートでQNAPのサーバーにアクセスしてサポートするとのことだった。あらかじめQNAPにはサポートセンターとしてリモートアクセスできる機能がある。多少心配だけどリモートサポートをお願いする。

    リモートサポートを依頼して半日くらいでアクセスしていることの通知があった。しばらくすると、つながったよ、という回答があった。 

    カメラの機種を”ONVIF Profile S (Original)” にすればいいみたいだった。そして5秒から10秒待つことが大事みたい。このカメラは2つのメディアがあって、1つ目のメディアに接続が失敗してからもう一つメディアに接続できて成功となるようである。自動的にカメラを検索すると、”ONVIF Cameras (Fixed Settings)”が選択されるが、これだと失敗するメディアに接続に行ってしまって接続できなくて終了となる。以上がQNAPサポートからの説明だった。

    サポートしてもらう前に”ONVIF Profile S (Original)” を選択して試してはいたけど、そんな5秒とか10秒とか待たずにいたのが敗因だった。イラチはだめなのである。SV3Cのサポートのほうにも、今後のためにも以上の内容を報告しておいた。

    以上で無事にQVR ProにSV3Cのカメラが接続できた。もし、つながらなかったらアマゾンに返品手続きしているところだった。

    QNAPとSV3Cのサポートのみなさんには、お世話になりました。お礼申し上げます。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

    追記

    録画型式がH.265というのが、ちょっと辛い。ファイルサイズが小さいというのはわかるけど、そこら辺の再生ソフトでは見ることがきない。 FFmpegでMP4に変換してVLC media playerで再生するようなことを考えていたら、SV3CのサポートからHiPlayerを紹介してもらいました。HiPlayerはSV3Cのサイトから無料でダウンロードできます。

    続きはこちらから

  • 何気ないQNAPの設定が、Dockerの開発環境大いに影響した話し

    突然、QNAPのContainerStationを利用してDockerコンテナーでのテストサーバーが動かなくなった。アクセスするとタイムアウトしてしまう。

    いくつかのテストサーバーやRedmine, GitlabをDockerコンテナーで構築して、jwilder/nginx-proxyを使ってnginxのリバースプロキシで分散させている。そして、jrcs/letsencrypt-nginx-proxy-companionでLet’sEncryptの証明書を自動的にインストールさせている。これは定番な設定である。

    jrcs/letsencrypt-nginx-proxy-companion のイメージで動いているコンテナのコンソールを見てみると、

    Verify error:Fetching http://{URL}/.well-known/acme-challenge/{ランダム文字列}

    というエラーが出力されている。上記のURLをブラウザで直接アクセスしてみると、確かにタイプアウトしていた。最後に

    likely firewall problem

    なんて言っているので、まずはヤマハのルーターを疑ってみる。ログを見てても特に問題はない。

    jwilder/nginx-proxy イメージのコンテナにログインしてnginxの設定を見ても問題なし。しかし、ここで問題があっても対応のしようがない。

    コンテナを再起動したり、QNAPを再起動したり、はたまたヤマハのルーターを再起動したり、最近QNAPにインストールしたQVR Proを停止したりとやってみたが、エラーは全く変わらない。どんどん嵌まり出す。

    半日が過ぎてほぼ諦めモードになる。QNAPのContainerStationをやめて、さくらインターネットのレンタルサーバーにテストサーバーを移行することまで考えた。

    ここでちょっと前にQNAPの設定を変えたことを思い出した。QNAPのアクセスをLAN側しかできないようにしていた。こちらは外部のアクセスをすべて遮断していた。こちらを見直す。

    以上、これだけで無事に元に戻った。QNAPのContainerStationとかヤマハのルーターの設定は、全く関係なくて、そのままでよかった。当たり前だけど、QNAP全体のセキュリティの設定が影響するので気を付けましょうという話しでした。はまり出すと、小さなことを気が付かない。

    Redmineに作業記録をつけているので、Redmineのサーバーが亡くなったらどうしようと思うのでした。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

  • QNAPにつながっている防犯カメラのソフトをSurveillance StationからQVR Proに切り替えた話し

    QNAPには安い中華製の防犯カメラをつなげています。

    以前、警察にカメラの画像を提出したときに手間取ったので、管理ソフトを見直します。

    今はQNAPにSurveillance Stationをインストールして使っていますが、カメラ映像を再生するためのQVR Clientは、今どきActive-Xが必要なことを言ってくるので、 Surveillance Stationから別の管理ソフトにしてみます。

    監視カメラにつながっていたQNAPはTS-421とい古めのNASでしたが、今回は新しめのTS-673につなげてみます。App Centerで監視のカテゴリをみるとQVR Proというソフトが見つかります(TS-421には対応していないようです)。今回は、QVR Proを使ってみます。

    念のためにカメラの接続情報を控えておきます。

    QVR Proをインストールすると、ストレージの設定をしてネットワーク内のカメラを検索してカメラを接続しに行きます。カメラを接続するためのユーザーIDとパスワードを入力すると、簡単にカメラを接続できました。基本的には以上で設定は完了です。

    監視カメラの映像の再生は、 QVR Pro Clientをインストールしてくれます。こちらもとても簡単です。Proが付いているだけ、再生開始までが速いし( Surveillance Station の再生ソフトは録画ファイルを選択してから時間がかかった)、全くストレスを感じません。

    後は QVR Pro のほうでモーション検知の設定をします。 Surveillance Station でもモーション検知の設定はできましたが、画面の左右半分ずつしか設定できませんでした。植木の葉が風になびいても検知されてしまいましたので、これでは肝心な映像を探すのは大変です。QVR Pro では、画面内で複数の検知領域として設定できますので、人が通りそうな通路に対して細かく設定しておきます。これで肝心な監視映像を録画できます。

    QVR Pro Clientはモーション検知をしたイベントを一覧にしてくれますので、QVR Cliemtのように日付と時間から再生映像を探す必要もなく使いやすくなっています。

    以上、 QVR Pro の設定にかかった時間は30分もかかりませんでした。とても、簡単です。QNAPを持っているのであれば、監視カメラはとても安くなっていますので、防犯監視システムを構築してみるのも面白いかもしれません。ただし、安い中華製監視カメラは注意が必要です。

    追記(2021年6月12日)

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

    一晩経って映像を見たら、朝晩とネコが庭を通っていることがわかった。しかも、庭をトイレにしている証拠が映っていた。コイツはせっかく植えた苗をトイレために土をかぶせてくれていた。

    どうして苗が土に埋もれていたことの疑問が解決した。犯人はコイツ。野良の通称伏せ耳。

    QVR Pro は、映像の選択、画像の切り出し、映像のエクスポートがとても楽チン。マニュアルを読まずに直感的に操作できる。マニュアルも日本語化されているけど。

  • QNAPでディスクSMARTに警告が出たので、念のためにディスクを買っといた話し

    TS-421という古いQNAPのNASがあるのですが、ダッシュボードを見てみたら警告が出ていた。

    コントロールパネルの「システム」ー「ストレージマネージャー」ー「ディスクSMART」で警告が出ているディスクを確認したらReallocated_Sector_Ctで警告が出ていた。

    ディスクの要約は以下のような感じである。まだ警告はあるけど正常に動作はしているみたいである。

    いつディスクが逝ってもいいように、念のために代替のディスクを買っておく。同じ製品がなかったので、WD Redの新しいディスクを買っておく。

    QNAPのOSはいろいろバージョンがあるらしく、TS-421のストレージマネージャーでどのようにディスクを交換するかは情報がなかった。単純にQNAPの電源を落としてからディスクを交換すればいいのだろうか?

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

    追記(2021年5月24日)

    毎日SMARTテストをスケジュールで実行しているけど、少しずつ Reallocated_Sector_Ct のRaw値が増えていくのが気になるな。いずれ警告ではなくて逝ってしまうのだろうな。新しいディスクを買っておいて正解かもな。

    TeraStationの代替ディスクを買っておいて、ようやく10年過ぎて交換ってこともあったから、いつディスクが壊れるのはわからないし。最近はディスク故障の予測アプリケーションなんてあるけど。

  • EaseUS Todo Backupが途中で止まる話し

    EaseUS Todo Backupが途中で止まる話し

    夜中にPCのバックアップをEaseUS Todo Backupで取っているのだが、朝EaseUS Todo Backupを見ていると途中で止まっているというか、プログレスバーが進んでいない。このままキャンセルしてしまうと、バックアップの残骸を出力したままになってしまうので、後始末するのに厄介である。

    バックアップ先がQNAPの共有フォルダであるので、こちらのアクセスがうまくいっていないようだ。そこで、バックアップ元のPCからQNAPの共有フォルダにアクセスしてみて、正しくアクセスできることを確認する。

    すると、何てことでしょう。バックアップのプログレスバーが進み出した。おそらくQNAPの共有フォルダの接続待ちにでもなっていたのかな? 無事にバックアップの仕事が完了した。

    EaseUS Todo Backupって手間がかかる。いっそのこと、違うバックアップソフトを探したほうがいいのかな。

    と書いておきながら、よく考えてみると、EaseUS Todo Backupでバックアップを取るという目的よりも、最近の一連の行動から、どうやってEaseUS Todo Backupを無事に仕事を終了させるというのが重要になってきた。これはバックアップしてPCの安全を図るという大きな目的から離れてきた。

    追記(2020年10月8日)

    今日も夜中のEaseUS Todo Backupのタスクが朝になっても終わっていなかった。大抵は、明け方すべて終わるはずである。

    バックアップ先のディスクを見てみると、タスクが成功しているのだけど、何かテンポラリファイルを残したまま終わっているタスクがあった。

    拡張子が.Tのファイルがテンポラリファイルなのかな?

    おそらく拡張子.pbdが正しいバックアップイメージのファイルである。EaseUS Todo Backupの詳細からバックアップイメージのリストで表示されるファイルである。

    このテンポラリファイルは削除してもいいものか? 削除しないとディスクが一杯になりそうなので削除してしまうけど。

    この辺りのドキュメントが調べてみても出てこない。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

  • EaseUS Todo Backupのバックアップクリーンアップが上手く動作しないのでスケジュールを無効にした話し

    EaseUS Todo Backupのバックアップクリーンアップが上手く動作しないのでスケジュールを無効にした話し

    QNAPでサービスしているWebサイトにアクセスできなくなった。QNAPのリソースモニタを見てみたら、ディスクの容量がなくなっていた。原因はEaseUS Todo Backupのバックアップファイルを格納しているフォルダが一杯になっていたことだった。

    EaseUS Todo Backupは増分でバックアップをしていて、バックアップクリーンアップの設定で5つのイメージファイル以上は削除するように設定している。しかし、フォルダを見てみると、5つ以上のバックアップファイルが残っていて、何世代前のフルバックアップがいくつか残ったままだった。これが正しい動作だったら、私が考えているバックアップとは違っている。いくらディスクの容量があっても、これでは足りない。

    ということで、QNAPにバックアップを取るスケジュールは、とりあえず停止しておく。しかし、ローカルのディスクへのEaseUS Todo Backupのバックアップは、正しく世代でバックアップを取れている。バックアップ先がQNAPのようなNASなので、これがで原因で上手く動作していないのか?

    QNAPのディスク容量が足りなくなったので、バックアップファイルを削除しても空き容量が増えなくて、ダッシュボードからたどったメニューでシックボリュームからシンボリュームに変換してしまった。このシックボリュームのシックが「病気」と勘違いしてディスクの障害だと思ったのは、ここだけの話し・・・・。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

  • 警察に防犯カメラの映像を提供した話し

    近所で大きな事件が発生したらしく、警察によって規制線が張られています。自宅にも警察が巡回してきました。

    玄関に防犯カメラが付いているので、映像の提供を警察から申し出がありました。がたいの大きな警察官が見ている前で、防犯カメラの映像サーバーが見えなくて焦りましたが、後でファイルを取り出してから、防犯カメラの映像を見てもらいました。

    しかし、我が家の防犯カメラの映像は玄関前しか映っていないので役に立ちませんでした。申し訳ないと言いながら、事件の内容を警察官から聞き出そうとしましたが、さすがに不正確な情報は言えないと言うことで教えてくれませんでした。ただ、この界隈で事件が珍しいとのことでした。

    その警察官は若い方で、現場保全でかり出された駅前の交番の方だそうです。いかにも武道で鍛えてガタイが大きいのですが物腰の柔らかな方でした。非常に丁寧に応対していただけました。警察官って雑談力がないと務まりませんね。


    さて、これからシステムの話しです。

    (さらに…)
  • Raspberry PiでNASを構築した話し

    Raspberry PiでNASを構築した話し

    使っていないラズパイ3でNASサーバーを作ってみた。QNAPのバックアップのバックアップと、EaseUS Todo Backupの3番目のバックアップである。どちらも2つバックアップを取っているが、念のためのバックアップだから重要度は低い。

    さてRaspberry PiでのNASをGoogleさんに聞いてみると、openmediavaultらしい。まずはこちらをインストールしてみる。

    しかしながら、openmediavaultはインストールできても使えなかった。どういう訳かホスト名を設定しようとすると、更新できないという致命的で不可解なエラーが出る。そして、Rsyncのサーバーが簡単にできるものと思ったら、クライアントの設定しかできなかった。よって1日でopenmediavaultからは撤退する。これ以上調べてみても時間の無駄かもしれない。

    という訳で、結局はRaspberry PiにGUI無しのOSを設定して、RsyncのサーバーとSambaを最初から設定する。楽しようとしてはダメ。

    QNAPからのバックアップはRsyncで、EaseUS Todo BackupはSambaでWindowsの共有フォルダ経由でバックアップの設定する。バックアップのスケジュールはRaspberry PiではなくQNAPとEaseUS Todo Backupで設定する。Raspberry Piは外付けのハードディスクを接続して単なるストレージとなる。

    Raspberry Piへのバックアップは一日一回だけであるので、まだまだリソースは余裕がある。次は各サーバーの監視サーバーでも立ち上げようか。

  • ディスクが一杯になったと思ったら、Dropboxがブーメランのように容量を食ってた話し

    Windows10のエクスプローラーのPCのところを見ると、ディスクが真っ赤になっていた。このディスクはDドライブでユーザーデータ用の2TBのハードディスクである。

    ユーザーのフォルダをいろいろとプロバティで残りディスクを見てみると(ディスク使用量のよいユーティリティがあるはず)、Dropboxが異常にディスクを食っている。Dropboxの各フォルダを見てみると、ありました、データバックアップのフォルダがとても大きい容量になっている。原因は、EaseUS Todo BackupのバックアップファイルがDropboxに同期されていたことだった。

    今回何気にEaseUS Todo BackupのバックアップをQNAPのバックアップ共有フォルダに指定したため、フォルダがDropbox経由でブーメランのごとくPCに同期してしまった。それで、大きなバックアップファイルが同期されて、ディスクの容量が足りなくなってしまったわけである。これは自分のミス。

    そこで、PCのバックアップ用にQNAPにフォルダを作成する。これでPCに同期を取らないはずである

    以上でディスクは随分空いた。これで作業完了。

  • SSI(SSLではないよ)に対応しようとApacheの設定に手こずった話し

    お客さんのサイトのテストサイトを自分のところで運用しています。テストサイトを運用しているのはさくらインターネットのVPSなのですが、このサーバーのOSが古くなってきたので別のサーバーに移したいと考えました。移行先はとりあえず、社内のQNAPのDockerコンテナにします。

    大量のHTMLファイルを新しいサーバーにコピーします。このサイトは構成が古く基本はHTMLファイルのみで動いています。コピーすれば移行完了と思いきや・・・・。

    そう言えば、SSIを使っていたのでした。共通のメニューやフッタが表示できません。Webブラウザでソースを見てみると、

    <!--#include virtual="/include/gnavi.html" -->

    がそのまま出力されて、読み込むべきファイルを展開していません。

    「apache ssi 有効」でGoogleさんに聞いて出てきたサイトによると、まず疑うのはSSIの設定している.htaccessを確認です。

    Options Includes

    でSSLを有効になっていることを確認します。

    これは既に設定されていました。

    もしかしたら、.htaccessが有効になっていないかも確認します。次に疑うのはhttpd.confでしょうか?

    AllowOverride All

    で有効になっていました。ファイルの改行コードがLFにしたりしました。念のためにHTTPDコンテナを再起動してみます。

    それでも動きません。

    .htaccessにrewriteの設定もしていましたので、リダイレクトができているかを確認します。

    リダイレクトできていません。もしかしたら・・・・。

    httpd -M

    をコンテナにアクセスして叩いてみると、mod_rewriteとmod_includeが出てきません。必要なモジュールを有効になっていないようです。そこでhttpd.conf、

    LoadModule include_module modules/mod_include.so
    LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so

    の2行のコメント(#)を外してモジュールを有効にします。そしてApacheを再起動します。

    無事にSSIが有効になって、メニューとフッタがインクルードファイルから展開して表示できました。単純にモジュールが有効になっていなかったの原因でした。

    以上、今回の教訓としては、

    Googleさんに聞いて出てきたサイトを、そのまま信じても解決しないよ。

    という話しでした。

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