5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

タグ: Windows

  • Laradockを使ってCakePHP3+Xdebug+VS Codeの開発環境を構築した話し

    CakePHP3で作りたいものがあったので、CakePHP3の開発環境を簡単にDockerを使って構築しようと思い立った。最初は自分でdocker-compose.ymlを作成してコンテナを起動してみたけど、どうしてもXdebugでデバッグができなかった。

    たまたまLaradockという本来はLaravelフレームワーク用のDockerコンテナキットを見つけた。最後にcomposerでLaravelの代わりにCakePHPをインストールできるらしいからLaradockを使ってみた。LAMP関連(今回はAではなくnginxだけど)のコンテナが全部入りだから(MySQLだけではなくて、PostgreSQLやSQL Serverもある)、自分でdocker-compose.ymlを書くよりはいいだろうと思った。

    参考までにこれから構築していく自分の環境は以下の通りである。ここにLaradockを使ってCakePHP3+Xdebug+VS Codeの開発環境を構築する。。

    Windows 10 Pro 64 bit
    Docker version 17.12.0-ce, build c97c6d6
    docker-compose version 1.18.0, build 8dd22a96

    以下はいろいろと参考にしたサイトからつまみ食いしなから設定を行った部分を抜き出してまとめていく。

    Laradockの設定は、こちらのサイトを途中まで参考にした。

    PHPフレームワーク「Laradock」で、手軽にLaravel+Dockerな開発環境を構築する

    株式会社LIG|東京のWeb制作・システム開発・オフショア開発会社

    gitのcloneでLaradockをインストールしている。次にLaradockでCakePHP3に関する設定を行うには、こちらのサイトを参考にした。

    LaradockでPHPフレームワーク(Laravel・CakePHP)とCMS(WordPress・Drupal・baserCMS)の開発環境(nginx・php-fpm・mysql)を構築する

    Qiita

    .envをコピーして設定して、これでインストール完了ですと言えないのは、コピー&ペーストインストールのいつものこと。このままではphpMyAdminからMySQLコンテナに接続できないとか、細かい問題があった。そしてXdebugでPHPのデバッグをやりたかったので、いろいろ設定を追加していく。

    まずは、上記の2つのサイトを参考にしてLaradockをインストールする。自分のところでは、今までの作業でディレクトリはこのようになっている。

     /laradock-test
     ├── laradock
     └── src

    .envの設定だが、設定の一番のポイントはポート番号を重ならないこと。既にローカルでPHP+Xdebugが動いていたようなので、ポート番号の指定で嵌まった。使っていないポート番号を設定しておく。以下に今回設定した.envのnginx, MySQL, phpMyAdminの設定を上げておく。

     ### NGINX
     NGINX_HOST_HTTP_PORT=8082
     NGINX_HOST_HTTPS_PORT=443
     NGINX_HOST_LOG_PATH=./logs/nginx/
     NGINX_SITES_PATH=./nginx/sites/
     NGINX_PHP_UPSTREAM_CONTAINER=php-fpm
     NGINX_PHP_UPSTREAM_PORT=9000
    
    ## MYSQL
     MYSQL_VERSION=5.7
     MYSQL_DATABASE=default
     MYSQL_USER=default
     MYSQL_PASSWORD=secret
     MYSQL_PORT=3333
     MYSQL_ROOT_PASSWORD=root
     MYSQL_ENTRYPOINT_INITDB=./mysql/docker-entrypoint-initdb.d
    
    ### PHP MY ADMIN
     # Accepted values: mariadb - mysql
     PMA_DB_ENGINE=mysql
     # Credentials/Port:
     PMA_USER=default
     PMA_PASSWORD=secret
     PMA_ROOT_PASSWORD=secret
     PMA_PORT=8083

    使っていない別のポート番号に設定し直しておく。MYSQL_VERSIONは元の設定の8.0だと認証で失敗してしまったので、8.0ではく5.7に設定したら認証ができた。こちらは何か別のよい方法があるかもしれない。

    WORKSPACEとPHP_FPM の設定は以下の通り。修正した箇所だけを上げておく。

     ### WORKSPACE
     WORKSPACE_INSTALL_XDEBUG=true
    
     ### PHP_FPM
     PHP_FPM_INSTALL_XDEBUG=true
     PHP_FPM_INSTALL_INTL=true

    Xdebugを使うのでWORKSPACE_INSTALL_XDEBUGとPHP_FPM_INSTALL_XDEBUGをtrueにして(PHP_FPM_INSTALL_XDEBUGだけでもいいかも?)、PHP_FPM_INSTALL_INTLはCakePHP3で必要なのでtrueにしておく。

    .envの設定の最後として、CakePHP3のインストール先のディレクトリも設定しておく。

    # Point to your code, will be available at `/var/www`.
    APPLICATION=../src/

    nginxのドキュメントルートを修正する。設定するファイルは以下のファイルである。

    .\laradock\nginx\sites\default.conf

    こちらのrootの設定を、CakePHP3のリモート側のドキュメントルートのディレクトリに設定する。今回のプロジェクト名をmycakephpとしておく。

    root /var/www/mycakephp/webroot;
    ここで一度Docker composeを実行してコンテナを起動しておく。
    docker-compose up -d nginx mysql phpmyadmin

    workspaceコンテナにログインして、composerを使ってCakePHP3をインストールしておく。こちらは参考サイトの通り。

    LaradockでCakePHPの開発環境(nginx・php-fpm・mysql)を構築する

    Qiita

    ここではサイトに書いてある通り、以下のコマンドでプロジェクトmycakephpでCakePHP3をインストールした。

     $ composer self-update && composer create-project --prefer-dist cakephp/app mycakephp

    nginxからCakePHP3のサイトを参照できるかチェックする。OKならCakePHP3の初期画面が見えるはず。

    データベースの接続の設定を.\src\mycakephp\config\app.phpにしておく。

    'Datasources' => [
    
        'default' => [
           :
        'host' => 'mysql',
           :
        'username' => 'default',
        'password' => 'secret',
        'database' => 'default',
           :

    このような感じで.envのMySQLの設定に合わせておけば、データベースに接続が成功はずである。

    phpMyAdminも確認しておく。こちらも.envのMySQLの設定通りにすればログインできてMySQLの中を参照できるはずである。もちろん、MySQLのパスワードは適当なものに変えること。

    サーバ:mysql
    ユーザ名: root
    パスワード: root

    MySQL Workbenchからも接続を確認できた。以下の接続情報でWindowsローカルで接続できた。

    Hostname:localhost
    Port: 3333
    Username: root
    password: root

    最後にXdebugの設定である。Xdebugのコンテナ側の設定ファイルは次の2つである。同じ内容でコピーすれば大丈夫だった。

    .\laradock\php-fpm\xdebug.ini
    .\laradock\workspace\xdebug.ini

    自分が設定した内容は以下の通りである。とりあえずプロフィラの設定も含めて設定しておく。

     xdebug.remote_host=172.27.7.81
     xdebug.remote_port=9002
     xdebug.idekey=Listen for XDebug
    
     xdebug.remote_autostart=1
     xdebug.remote_enable=1
     xdebug.remote_connect_back=0
     xdebug.cli_color=1
     xdebug.profiler_enable=1
     xdebug.profiler_output_dir="/var/www/mycakephp/tmp"
    
     xdebug.remote_handler=dbgp
     xdebug.remote_mode=req
    
     xdebug.var_display_max_children=-1
     xdebug.var_display_max_data=-1
     xdebug.var_display_max_depth=-1

    ここでわからなかったのはxdebug.remote_hostの値だった。結論としてはこちらはWindowsの場合、

    ipconfig

    で表示されるDocker側の仮想スイッチのアドレスの値を設定しておく。Googleさんに「xdebug リモートデバッグ」で検索して、よく出てくるサイトに書かれている$_SERVER[‘HTTP_X_REAL_IP’]とか$_SERVER[‘REMOTE_ADDR’]の値ではないので注意すること

    xdebug.remote_host = host.docker.internal
    xdebug.remote_connect_back=1
    xdebug.remote_port=9002
    xdebug.idekey=Listen for XDebug
    
    xdebug.remote_autostart=1
    xdebug.remote_enable=1
    xdebug.remote_connect_back=0
    xdebug.cli_color=1
    xdebug.profiler_enable=1
    xdebug.profiler_output_dir="/tmp"
    
    xdebug.remote_handler=dbgp
    xdebug.remote_mode=req
    
    xdebug.var_display_max_children=-1
    xdebug.var_display_max_data=-1
    xdebug.var_display_max_depth=-1

    xdebug.remote_hostの設定は、最近新しくDockerのための設定が追加されたようなので、こちらは難しいことをせずにhost.docker.internalを指定しておく。これでうまくデバッグができるようになった。

    docker-compose stop
    docker-compose build php-fpm workspace

    でphp-fpmとworkspaceのイメージをビルドしなおす。ビルドできたら、

    docker-compose up -d nginx mysql phpmyadmin

    をDocker Composeを再度実行する。nginxのドキュメントルートにphpinfo()を書いたファイルを置いてアクセスしてみて、正しくxdebugが設定されているかを確認しておく。

    クライアント側の開発環境はマイクロソフトのVisual Studio Code(VS Code)を使っている。あらかじめVS Codeの拡張機能であるPHP Debugをインストールしておく。次にVS Codeのデバッグの構成ファイル(launch.json)を修正する。launch.jsonは以下のように設定した。

    {
      "version": "0.2.0",
      "configurations": [
    
       {
        "name": "Listen for XDebug",
        "type": "php",
        "request": "launch",
        "port": 9002,
        "pathMappings": {
          "/var/www":"${workspaceRoot}/src"
         },
        "ignore": [
          "**/vendor/**/*.php"
        ]
       },
       {
        "name": "Launch currently open script",
        "type": "php",
        "request": "launch",
        "program": "${file}",
        "cwd": "${fileDirname}",
        "port": 9002
       }
      ]
     }

    portは、xdebug.iniのxdebug.remote_portと同じ値にする。以下のように設定するように言っているサイトもあるが、

          "serverSourceRoot": "/var/www",
          "localSourceRoot": "${workspaceRoot}/src"

    serverSourceRoot、localSourceRootとも今後推奨されない設定のようなので、pathMappingsにしておく。pathMappingsの設定は、

    "pathMappings": {
        "リモートディレクトリ":"ローカルディレクトリ" 
        },

    のようにリモートとローカルのパスをマッピングする設定である。ドキュメントをよく読まずにリモートとローカルを反対にしてしまったので動かなくて悩んだ。こちらはnginxのドキュメントルートのディレクトリではないことに注意する。ドキュメントルートディレクトリ外のファイル(例えば、.\src\mycakephp\src\Controller\AppController.php)をデバックしようとしたときに、pathMappingsにルートディレクトリに設定してしまうとソースファイルが見つからないと言ってくる。そこでソースファイルを格納しているディレクトリを設定しておく。

    ignoreの設定をしておかないと、以下のような例外が途中で発生する。どうしてかは不明である。

    例外が発生しました
    
    Aura\Intl\Exception: Package 'default' with locale 'ja-JP' is not registered.

    .\src\mycakephp\webroot\index.php とかに適当にブレークポイントを設定して、Listen for XDebug”の構成でデバッグを行う。ブレークポイントを設定したところで止まるかとチェックする。後はステップオーバーでプログラムが進むか、ステップインで別のソースを参照できるか、または変数の中身を参照できるかをチェックして完了。

    以上でLaradock+CakePHP3+XdebugでVS Codeを使って快適にデバッグができるようになった。以上、再度開発環境を構築する際に忘れないようにメモを残しておく。

    追記

    同じ設定をMacでやってみたら、niginxコンテナが起動できなかった。原因不明・・

    .\laradock\nginx\sites\default.conf にゴミが入っていたのが原因だった。dockerのログを見たら原因がわかった。

    無事にMacでCakePHP3のトップページを参照できた。ただしデバッグできない。

    Macでもデバッグができるようなった。ただし、xdebug.ini に

    xdebug.remote_host=docker.for.mac.localhost

    を設定すればOKのようだ。情報はこちらのサイトから。

    PHP on Laradock w/ Visual Studio Code(VS Code)でデバッグ環境 (特にon Mac)

    Qiita

    ただし、MacでDockerはとても遅い。ブラウザが表示し終わるのに時間がかかる。こちらは問題になっているようで、将来改善されるのかな?

    追記2

    VS CodeのターミナルからDocker Composeすると、IO Errorが出る。普通にPower Shellで実行するとうまく行く。これは、issuesに上がっているから周知の問題なのかな?

    追記3

    MySQLのコンテナが起動できなかったので、解決策はこちらから

    LaradockでMySQLがどうしても立ち上がらない人あつまれー!

    Qiita

    追記4(2018年9月14日)

    xdebug.remote_hostの設定を変更しておく。

  • 非常持ち出し訓練実施

    今日一日Webの更新作業を外出先でもできるかをテストしていた。モバイル環境とMacBookProなんですが。

    一番の問題は日頃の作業を4Kモニタの広々環境で作業していること。小さな画面で作業するのは辛くなっていた。ですので、4Kモニタを買うのは覚悟したほうがよい。快適すぎて小さな画面に戻れなくなるから。何とかデスクトップを3枚切り替えて使ってみたけど。

    だけど、Macのcopy&pasteってcommandキーの位置がPCと違って使いにくいのね。しかもcontrolキーじゃないし。これはPCとMacの違いだから仕方ないけど、これはしばらく使っていけば慣れていくので無問題。

    アプリケーションはほぼMacとWindowsを同じものを使えるからこちらも問題なし。WinSCPの代わりにFileZillaを使うくらいかな。同じアプリケーションでも微妙にショートカットキーが違ってくるのは辛いな。ここでcontrolキーを押すかcommandキーを押すか迷ってしまう。

    特に問題なく非常持ち出し訓練完了。

  • やはりWindows10は4GBではキツいという話し

    以前使っていたPCにWindows10をインストールしましたが、しばらく放っておくとフリーズしてしまいます。このPCは、Intel Core2 Duo E8200 という8,7年近く前の古いPCです。デバイドライバー類をアップデートしても変わりませんでした。

    気になっていたのはメモリの容量でした。4GBで動いていました。これを手元にあった4GBのメモリを追加してみました。これは昔のDDR2のメモリです。もう手に入らないと思ったら、アマゾンではまだ売っているのですね。

    これがズバリ当たりでした。8GBにしたらフリーズしなくなりました。やはりWindows10は4GBではキツいということでしょうか。最低でも8GB必要なようです。

    市販のメーカー製PCは4GBのPCを売っていますが大丈夫なのでしょうか?

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    自作PC用に一番左のWindows11のパッケージを実際に購入しましたが、問題なくインストールできました。Windowsは使うPCの分だけ正しくライセンスを購入しましょう。

  • Dreamweaverが遅くなったのでダウングレードしてみた話し

    某病院サイトの更新でDreamweaverを使っています。Dreamweaverのテンプレートとかライブラリの機能を駆使していますので、Dreamweaver CCを月額契約しています。

    さて、最近になってDreamweaverがとても遅くなりました。別のアプリケーションから戻ったときに、コードの編集をしようとすると10秒位待たせられます。その間は何もカーソルを受け付けません。キャッシュを再構築をしてもダメ。これではストレスを感じます。

    アドビのサイトで何か情報がないかと探ってみても、それらしい情報は見つかりません。そこでユーザーコミュニティーで相談してみます。アドビのユーザーコミュニティーはとても用心深いようで、書き込んだりコメントをしたり、はたまたユーザー情報を変更するときには、偉い人の認証が必要です。書き込んだ内容が公開されるには時間がかかりますので、もし認証が手作業で行われているのであれば、とても偉い人の負担が大きそうなのですが、コミュニティーはそんなに活発に動いていなそうなので手作業でも大丈夫かもしれません。

    コミュニティーに質問を上げてみますと、まずは詳しいPCのスペックを書け、というよくある洗礼をを受けます。ここはぐっと堪えてCPUだとかメモリの容量だとか、あまり今回と関係のない事柄を書き込んでおきました。まあ、ググれカスとか言われないだけマシです。この間にもコミュニティーの偉い人の認証が必要です。

    さて返ってきた回答としては

    1. 他のアプリケーションを終了しろ
    2. セキュリティソフトを一時停止しろ
    3. ユーザー設定フォルダーを再作成する方法(Dreamweaver CC/CC2014)をやってみろ

    ということでした。3番目は期待していたのでしたが、やってみても特に症状は変わりません。

    別の人から

    CCの契約であればCC 2017バージョン以前もダウンロードして利用できるので試してみろ。

    ということなのでやってみました。Dreamweaverは昔のバージョンも同時にインストールできるのですね。アドビのCreative Cloudから「他のバージョンをインストール」を右クリックで選んでインストールします。

    一つ前のDreamweaver CC(2017)バージョン17.5.0では状況は変わりませんでしたが、そのもう一つ前のDreamweaver CC(2015) バージョン16.0.0でまともに入力できるようになりました。他のアプリケーションから移ってDreamweaverでコードを編集してもすぐにコード編集ができるようになりました。昔のバージョンを使わなくていけないのは残念ではありますが、しばらくこちらの2015を使っていきたいと思います。ただし、Dreamweaver CC(2015) はファイルのタブを切り替えるたびに若干1,2秒待たされるとい う現象もありますが、こちらは目をつぶって使っていきます。

    そろそろDreamweaverとは別のHTMLエディタを探さないといけないのかなと思うこの頃です。Dreamweaverに慣れきっているから、さてどうしましょうか。ショートカットでテストサーバーへのファイルアップとかプレビューができるし、あとテーブル編集が楽チンですし。その辺りが実現できれば他のHTML編集環境に移ってもいいなと思ったりします。そんなエディタはあるのでしょうか?

    追記

    遅くなった原因は読み込むCSSファイルが大きいせいかと思ってきました。他の開発会社が作っているのでページを見てみると、スマフォ用のCSSもまとめて読み込んでいるので、100KB位のCSSファイルを最初に読み込んでいるようです。

    しかしながら、この位で遅くなるようではDreamweaverは使いものにならないような気がします。最初の読み込みで時間がかかるのは我慢しますが、他のアプリケーションを行き来するたびにカーソルが止まるのは何とか改善してもらいのです。

  • マザーボード交換の前にマイクロソフトのアカウントでログインしておけという話し

    1月4日から仕事始め。サイトのアップ作業で簡単と思ったら、対応しなければいけないページが山盛りになって、終いには他の会社の作ったページがおかしいと言うことで対応をやってしまった。今年も何やかんやを忙しくなりそう。

    さて、夕方からツレに実家で新年会。本当のメインは岳父のPCのメンテナンス。マシンから異音がするということで、早めに対応しておく。おそらくインテル純正のCPUファンが逝ってしまっているかもしれない。

    とりあえず手持ちのPCにハードディスクを交換するため持っていく。義父のPCを開けて見たらハードディスクでなくてSSDだった。多分自分が交換したと思うけど忘れている。

    SSDを交換したら完了と思ったら、そうは問屋が卸さない。こんなエラーを表示して再起動する。ASUSのマザーボードを交換すると出てくる問題らしい。

    何回か再起動を繰り返すとスタートアップ修復に入れたので、データを消さないように修復作業に入る。ここでとても時間がかかる。

    無事に起動できたのでよかったと思ったら、今度はライセンス認証が失敗していた。そういえばマイクロソフトのアカウントでログインしていなかったのでライセンス認証が引き続けていなかった。

    だったら新しく買ってきたWindows10でインストールしようとすると、すべてディスクを消去すると言い出す。よく考えてみると、インストールしているWindows10は32bit版で新しいWindows10は64bit版だった。これはダメだ。

    しかたないので、以前のPCにSSDをつなぎ直す。エラーが出てくる前にマイクロソフトのアカウントでログインしてライセンスをリンクしておく。

    再度新しいPCにSSDをつなぎ直して起動してみる。またしてもブルースクリーンでエラーになる。今度もスタートアップ修復して、Windows10の起動まで持っていく。時間ばかりかかって心が折れそうになる。

    今度はライセンス認証も無事にできた。最初からマイクロソフトのアカウントでログインしていればよかった。くれぐれもWindows10のPCでマザーボード交換をするときはマイクロソフトのアカウントでログインしてライセンスをリンクしておくことを忘れずに。

    データも無事。これでOKと思ったら、スタートアップ修復したのでアプリケーションの再インストールをしなくていけない。メールはGmailにして、ワープロが必要ということなのでLibreOfficeをインストールして、あとはTeamViewerを入れておく。もし、何か必要な設定が必要であればTeamViewerでアクセスして作業してしまおう。

    以上、正月早々からトラブった。

    今度のPCはCPUファン無しだから、ケースファンも外してしまったのでほぼ無音。動いているかどうか、PCの音ではわからない。これだけで満足。

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    自作PC用に一番左のWindows11のパッケージを実際に購入しましたが、問題なくインストールできました。Windowsは使うPCの分だけ正しくライセンスを購入しましょう。

    追記

    持ち帰ったPCを自宅で電源を入れてみると、やはりCPUファンからおかしな音が出ていた。使わずに放っておいた古いCPUファンがストックヤードから見つかった。試しに交換してみるとピッタリだった。作業時間は20分ほど。とても静か。

    最初からCPUファンを交換しておけよな>自分。

  • キーが少ないしでHappy Hacking Keyboardをやめた話し

    一ヶ月ほどHHKB(Lite2だけど)を使ってみたけどやめた。今は昔に買ったFILCOの茶軸に戻した。こちらのキーボードも普通のフルキーボードだけどHHKBから乗り換えるととても使いにくい。

    HHKBをやめたのは、Fnキーを押さないとファンクションキーが使えないから。それとDELキーも。まあ、HHKB信者の偉い皆さんから言わせると、そんなの当たり前じゃんと言われるけど。ファンクションキーって意外と使うのよね。

    しかしながら、HHKBのFnキーって使いにくい。もっと慣れればいいかもしれないけど、ファンクションキー位ワンキーで押させてよ。修行のように自分をキーボードに合わせるのはもう辛い。わたしには無理。

    と書きながら、コントロールキーがHHKBに慣れてしまっているので、Caps Lockキーを押してしまうという情けない状況になっている。

    あとMajestouchキーボードはフルキーボードだからトラックボールが遠くなった。テンキーレスのキーボードを探さなくては。HHKBの横幅が丁度いいのよね。それとMajestouchキーボードのキーが茶軸だけど重く感じてしまう。

    さて、次のキーボードはどうするかな。でもHHKBのLite2でよかったわ。高いHHKB買って気が付いたら遅かったわ。

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    よいキーボードを使うと、PC作業が快適になるかもしれません。

    追記

    と書きながら、またHHKBをつなげて修行しているという、優柔不断なヤツ。

    半角/全角キーと左Windowsキーを入れ替えて、あとはファンクションキーを使わないようにATOKのショートカットを覚えて。続く・・・。

    続きはこちらから

  • Windows 10 Fall Creators Update で EaseUS Todo Backupのバックアップが失敗する話し

    Windows 10 Fall Creators Update にしたら、今まで動いていたEaseUS Todo Backup Workstationのタスクでバックアップが失敗するようになった。Windows 10 Fall Creators Update にしたことが、本当に原因なのかまだわからないけど。

    でも、失敗したときのメールで

    バックアップ結果: 0 パーティションが正常にバックアップされました。

    であたかも正常にバックアップしたようなメールを送らないでほしいな。0パーティションが正常にバックアップされてもな。海外製品って、こんなところがいけてないのよね。

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  • UbuntuをWindows10に入れ替えた話し

    もともとVistaで使っていたPCをUbuntuのデスクトップで使っていたけど、こちらをWindows10に入れ替えてみた。これから趣味のPC兼業務用PCが何あったときのバックアップで使うつもり。だけど、古いPCなのでメモリが4GBしかないけど。

    Windows10のプロフェッショナル版をアマゾンから購入する。アマゾンプライムだから大丈夫だと思うけどあまりにも10,000円とは安すぎる。DSP版だけど。

    届いたのは普通にDVDが入ったパッケージ。プロダクトキーももちろん貼ってある。何も問題なく認証できてインストール完了。何も心配することもなかった。こんなに安くてもマイクロソフトの正規版なのだろうな。

    トラブルとして外付けのDVDドライブが認証できなくてブートできなかったけど、何のことはないUSBケーブルを別のものと交換したらうまく動いた。古いDVDドライブだからUSBケーブルの機器側の端が大きなType-Bという今は少なくなったケーブル。

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    自作PC用に一番左のWindows11のパッケージを実際に購入しましたが、問題なくインストールできました。Windowsは使うPCの分だけ正しくライセンスを購入しましょう。

    続きはこちらから

  • レポジトリのLFS対応を完了した話し

    こちらの記事の続きです。

    プログラムのソースというかHTMLのページがたくさんあるサイトをGitでバージョン管理しているのだが、レポジトリのサイズが1G超えてBitbacketのフリープランは扱いきれなくて、しかたないのでGitを自分のところのサーバーにインストールして使っていたけど、どうも遅くてストレス溜まるので対応してみた。

    サイズが大きいのは、何も考えずにPDFとかZIP、PSDファイルをレポジトリにぶち込んでいたのが原因で自分のせい。そもそもこのサイトはアホみたいにPDFファイルがあるからサイズが大きくなってしまう。

    そろそろGitのLFSでも使って見ようということで設定してみる。このリポジトリを始めた頃はLFSなんてなかったしな。やろうやろうと思って随分時間が経ってしまった。GitクライアントでSourceTreeを使っているけど、応答が遅くなってきた。

    参考にしたのは次のサイト。詳しい移行方法はサイトを見てね。

    Git の履歴からファイルを完全に削除する – git filter-branch | EasyRamble

    EasyRamble

    git filter-branchで過去の全てのcommitから画像ファイルの追加/変更をなかったことにしてリポジトリを軽量化する – dskd

    dskd

    git filter-branchでlfsに管理してもらうバイナリファイルの履歴を削除する。これでリポジトリのサイズが4分の1以下に減った。どれだけバイナリファイルをリポジトリに入れていたのやら・・・。

    これをBitbacketのレポジトリにpushしてお終いと思ったら、LFSの領域が1G越えた。Bitbacketのプランを課金してStandardにして対応。無事に完了。自分でサーバーを管理するのは辛いので、外に任せた方がいいわね。

    応答が速くなったかいうと、まだマシになったくらい。これってSourceTreeのWindows版のせいなのかな? コマンドでGitやるのは面倒だしな・・・。

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