5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

タグ: Windows

  • 震災で、特に停電で対応したことの話し

    今回の震災では、私は横浜でしたので直接の被害には会いませんでしたが、そのあとの計画停電の影響が大きかったです。

    まず、震災から対応したとことは、起動しているPCを減らしたことでした。なるべく身軽になることでした。今まではVistaとWindows7の2台のPCを起動したままにして、プロジェクトごとに使い分けていました。今はWindows7のPCのみにまとめています。サーバーは今まで通り起動したままですが、再起動後の復帰も短くするように手順をまとめています。

    プログラムを仕事として開発していますので、作ったソースプログラムが消えて無くなるのはとても困ります。今回からソースファイルの管理も変えました。今まではSubversionでローカルのサーバーにリポジトリを集中して置いていましたが、今はGitで開発しているPCでリポジトリを分散させています。git-svnでSubversionからGitへの移行は思ったよりも簡単です。停電になるとサーバーが使えなくなりますし、その後に復帰も時間がかかります。万が一サーバーが起動しようとしたときに起動できないことも考えられますので、Gitの分散管理は助かります。どこかのPCでGitのリポジトリが残っていれば、ある程度の復旧は可能で完全に消失というのもありません。バックアップリポジトリをGitosisで借りている外部のデータセンターに作りましたので、ローカルのサーバーが起動できなくてすべて消失というのも防げます。Gitosisは簡単にリポートのリポジトリをGitで管理できます。Gitは便利で安全ですが、習得に時間がかかります。最近はWindowsでTortoiseGitのような便利GUIのツールが出てきましたので、今までのようにコマンドラインでコマンドを叩くということも無いので(でも、いざというときにはGitのコマンドを叩く必要があるかも)Gitの敷居が低くなってきました。Gitは今回の震災からのお勧めソフトです。

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    社内のサーバーに頼らなくなったいえば、ドキュメント類はすべてDropboxに置いてからサーバーでドキュメントを共有することが無くなりました。メールは以前からGmailに移してしまっています。したがってローカルのサーバーがなくても、ドキュメントとメールは何とかなります。しかし、たまにGmailは重くなりますので、この辺りは対策が必要です。

    完全にローカルのサーバー無くなるかというと、どうしても写真のファイルは大量にありますので、ローカルのサーバーをなくすことができません。写真のファイルは80Gバイトほどありますので、ファイルをクラウドサービスに置いておくと有料のサービスを契約することになります。費用の面で考えると別の場所の社内サーバーにバックアップを格納するようにしています。サーバーが故障してしてしまうと困るので、バックアップは別のサーバーに転送するようにしています。念のために事務所内の別のサーバーにもファイルをrsyncで同期していますので、都合3カ所にファイルが存在していることになります。

    後のサーバーの対応としては、UPSでの電源確保の確認です。もちろんサーバーにはUPSを接続しています。停電となってサーバーを停止しなければいけないときに、モニタもUPSに接続しておくことを忘れないことが必要です。iSCSIのTeraStationISもつながっていることから、途中のハブもUPSで電源が供給している必要もあります。初めての計画停電のときに、必要な機器に電源が入っていなかったので、シャットダウンするときに慌てました。正しくTeraStationをシャットダウンできなかったようで、起動したときにディスクの同期にとても時間がかかりました。

    今回PCにつないでいたUPSは故障してしていました。UPSをつないで立ち上げようとするとPCが起動できなくなりました。これはAPCのUPS特有のバッテリーの突然死のようです。以前からAPCの製品やサポート対応に問題があるので、もうAPCのUPSは導入する気はないでしょう。他社のUPSを探さなければいけません。

    その他UPSの対策としては、停電になったらサーバーを自動機にシャットダウンするようにしています。APCUPSDをCentOSのサーバーにインストールして、一定時間停電したら自動シャットダウンするようにしてます。

    気のせいですが、震災から東京電力の電源供給が安定していないようです。電圧低下のせいで、たまにUPSに一瞬切り替わります。2,3秒で復帰するのですが、あまり気持ちよいものではありません。瞬断を防ぐことから、今はUPSにつなげておく必要があります。

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    結局の所は、当たり前のことですが、サーバーは壊れても大丈夫のようにバックアップが重要ということになります。大きな震災を考えると一カ所の場所が被害にあっても他の場所で助かるように、ファイルを分散させるようにします。バックアップという作業は面倒なので、定期的に自動的にやってもらうしています。どのように運用されているかを後でわかるようにメモと手順書を残しておきましょう。いざとなったときに接続状況を忘れてしまいますので。

    続きはこちらから

  • XAMPPの昔のバージョンに再インストールした話し

    開発でロカールのPCにはXAMPP(Apache+MySQL+PHP、後はPerlだっけ?)をインストールしてお手軽に開発環境を作っています。

    お客様の依頼で、ずいぶん昔に作ったサイトのメンテナンスをやることになりました。しかし、今の開発環境では動かない。おそらくPHP4で動いているのでPHP5では動かないのは当たり前。

    そこで、PHP4に戻してみます。XAMPPのページには、「PHP5とPHP4と切り替えが可能だぜ。」と書いていますが、これは真っ赤なウソ。PHP4とPHP5を切り替えるphp-switch.batというバッチファイルが見当たりません。今のXAMPP1.7.xではPHP5のみになっています。

    おかげでXAMPP1.6.8まで戻さなくていけません。戻すときには、MySQLと、Apacheのhttpd.confのバックアップを忘れずに。MySQLのデータベースは、\mysql\data以下のディレクトリをコピーすれば、そのままテーブルがインポートできました。XAMPP1.6.8はセットアッププログラムではなくて、解凍したディレクトリ以下のファイルをコピーするだけなので、インストールは簡単かもしれません。本来は本番サーバーの環境とバージョンを合わせなければいけませんが。

    無事にテスト環境で動くようになりました。PHP5への対応は大変そうだな。

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  • アップデートできない件でEvernoteからサポートの回答があったが解決しなかった話し

    Evernote4.2.2にアップデートできない」と書きましたが、早速Evernoteのサポート担当者から連絡が入りました。何て早い対応なの。

    そっくりそのまま解決方法のメール内容をコピペします。

    1. Evernoteが起動中の場合はメインメニューの「ファイル」>「終了」よりアプリケーションを終了してください。
    2. 画面左下のWindowsスタートボタンから「コントロールパネル」を開き、「プログラムと機能」を選択してください。(Windows XPの場合は「プログラムの追加と削除」)
    3. Evernoteを選択し、アンインストールしてください。
    4. アンインストールが完了しましたら、パソコンを再起動してください。
    5. 下記のURLより最新のWindows版のプログラムをダウンロードし、インストールしてください。
      http://www.evernote.com/about/download/get.php?file=Win

    しかし、解決しなかった。5.でダウンロードしたファイルが一つ前の4.2.1なのです。結局はアップデートしなければいけないのは変わらず、いざ4.2.2にアップデートすると。起動できなくなるのです。4.2.2をアンインストールしなければ、元の4.2.1に戻らない。

    次の指示通り、PCを再起動しても症状は変わりませんでした。

    4.2.2が直接ダウンロードしてインストールできるまで、待ちとなります。他のPCではうまくアップデートができたので、もしかしたら、こちらのPCが原因かもしれません。

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  • Evernote が4.2.2にアップデートできない話し

    EvernoteのWindowsのアプリケーションですが、メニューの「ヘルプ」ー「更新の確認」で見たところ、4.2.2(127835)が出ていました。

    Evernote

    いつものようにアップデートしたところ、前のバーションである4.2.1(122872)を削除したところは確認できましたが、正常にアップデートできませんでした。スタートメニューからEvernoteのアプリケーションが消えています。

    仕方ないので、Evernoteの最新版をダウンロードしたところ、まだ4.2.1でした。インストールしようとすると、既にインストールしている、と怒られます。またまた、仕方ないので、Evernoteを削除してから再インストールです。削除したEvernoteのアプリケーションは4.2.2でした。

    つまり、元に戻っただけ。この件はEvernoteに報告しておきました。自分のPCだけでしょうか?

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    追記

    Googleバズからの情報で、対応したプログラムがEvernoteのサイトにアップされたようです。

    Evernoteのサポートからも修正されたビルド(4.2.2.3913)がリリースされたことの連絡がありました。

    これで私のPCでも無事にアップデートができました。

  • VistaのPCの起動でcrcdisk.sysで止まる話し

    ツレのPCですが、ブルースクリーンが出てフリーズしてしましました。再起動できなくなりました。Windowsのロゴが表示してバーが出て、その後黒い画面で止まります。

    セーフモードで起動してみたら、crcdisk.sysで止まっています。GoggleでVistaでcrcdisk.sysで起動しない件を調べてみると、いろいろな原因があるようです。一つの原因で解決できないようです。

    SATAの接続を変えてみたり、BIOSHDDのアクセスモードを AHCI IDEにしたりしてみても症状は変わりません。いろいろ試してみると、効果があったのはUSBマウスUSBハブ経由ではなくPC直接につないだことでした。どうしてかわかりませんが、あるサイトの説明によるとUSBマウスがストレージとして認識したということでした(本当か??)。

    無事に再起動できましたので、念のためにチェックディスクを実行しておきました。とりあえずは正常に動いているようです。

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    自作PC用に一番左のWindows11のパッケージを実際に購入しましたが、問題なくインストールできました。Windowsは使うPCの分だけ正しくライセンスを購入しましょう。

  • Eye-FiをGR DIGITALで使えないことが、まだあったことの話し

    GR DIGITALでEye-Fiが使えるようになった。と書いていたら、いきなりエラーが出てしまいました。正常に画像ファイルをGR DIGITALに書き込んでいないようです。プレビューしてみると読めない画像ができていました。撮影後、GR DIGITALの書き込みのLEDがずっと点滅し出すと怪しい。これでエラーになります。

    再度PCでフォーマットしたら、またアップロードできるようになりました。いろいろと再現させてみると、どうもGR DIGITALでEye-Fiカードのフォーマットをするとエラーになるようです。GR DIGITALで読めない画像を削除しても復帰しません。PCでフォーマットしない限りは、次からは撮影もできなくなります。今まですべてのファイルを削除するときはGR DIGITALで初期化をしていましたが、これからは素直に全削除をしたほうがよさそうです。

    それと自分のWindows7のPCにある特定のUSBポートに、Eye-Fiを差し込んだカードリーダーを差し込むと、PCが勝手に再起動してしまう。別のUSBポートだと正常。一方はマザーボード上のUSBポートから、もう片方はPCIのUBBカードからの外部ポートを前面に引き出している。こちらはかなり深刻な症状である。Eye-Fiを設定するときには(あまりないが)。差し込み口を注意しなければいけない(ちょっとイヤだが・・)。

    以上、Eye-Fiで対応リストに載っていないカメラで、Eye-Fiを使うのはやめた方がよさそうです。私みたいに、障害回避の法則が見つかればいいのですが、それでもいつエラーになるか怖いところです。

    追記

    たまにGR DIGITAL(初代)でEye-Fiカードで写真を取っているとエラーが発生します。再現性はなしです。エラーが出てしまうと、Eye-FiカードをPCでフォーマットしない限りは撮影ができなくなります。したがって、予備のメモリカードを持ち歩くことにします。エラーが出るまでの画像は記録されていますので、カードリーダーでインポートすることはできますので、いままの画像がなくなるということはありません。

  • バッファローのTeraStationのNFSは使い物にならないのか? という話し

    バッファローのTeraStationのNFSは使い物にならないのか? という話し

    今、案件でTeraStationのTS-XHL/R6を使っています。大きなディスク領域を使いたいため、LinuxサーバーからNFSでTeraStationのディスク領域をNFSでマウントしていました。

    しかし、NFSでマウントしたディスクにアクセスするとフリーズするようになりました。最初はリプリケーションのエラーでNFSが引きずられているのかと思っていましたが、そうではないようです。頻繁にリプリケーションエラーになるのも、違う問題で解決しなければいけないのですが。

    NFSのパフォーマンスを調べてみると、30K/s位しか全くスピードが出ていません。とても遅い。これでは遅すぎる。risize/wsizeを調整してもダメ。NFSを捨てることにしました。

    どうしたかというと、LinuxサーバーもWindowsのクライアントとしてマウントします。cifsでファイル共有するだけ。こちらのほうがいいみたい。TeraStationにもNFSのサーバーを立てることもない。最初から、こちらにすればよかった。

    以上、TeraStationではNFSでマウントしてはダメというお話しでした。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

  • 毎年恒例のATOK2011を予約した話し

    毎年恒例になってしまっているジャストシステムのATOK2011を予約しました。今年からATOKの定額サービスにしようかと思いましたが、パッケージ版を今年も予約してしまいました。しかもプレミアムです。

    Google日本語入力でもいいかなと思うこの頃。しかし、ジャストシステムもこれからも頑張っていただきたい。

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    なんやかんや言いながらも、40年の歴史があるせいか漢字変換はATOKが一番賢い。いつでも最新版(毎年ATOKはバージョンアップにしてくれる)になるので月額課金のATOK PASSPORTにライセンスは集約されている。これ以上、ATOKが重くなくなればいいけど。ATOKが開発終了にならないためにも、皆さんATOKを買っておくれ。

  • Eye-Fiの購入して、NEX-5に付けてみた話し

    NEX-5にはメモリカードは付いてきません。テストで使っていたのは手持ちの1GBのSDカードです。大きなメモリカードを買ってもいいのですが、ここは前から気になっていたEye-FiというWi-Fi付きのメモリカードを買ってみました。値段は普通のメモリカードよりは高くなりますが、その分は遊べます。

    購入したのは、Eye-Fi Pro X2 8GBというメモリです。専用のメモリカードリーダーが付属しています。SD-HCに対応しているカードリーダーを持っていなくても(それは自分です)、すぐに使うことができます。写真に写っているメモリカードのようなものは紙のダミーです。最初、パッケージを開封したとき(それがなかなか開かない)にメモリカードが2枚出てきて、同じ製品を2つも買ったかと思って焦りました。

    いろいろな設定は、カードリーダーに差し込んで専用ソフトから設定します。つまりEye-Fiを使うには、WindowsのPCかMacが必要です。無線LANのアクセスポイントも必要です。アドホックで直接PCの無線LANポートにデータを転送できるらしいですが試していません。専用ソフトはメモリの中に入っていますので、Eye-Fiを差し込むとインストールが開始します。インストールが終わると自動的にソフトやファームウェアのアップデートをしてくれます。自分の場合は、インストールしたらすぐにソフトとファームウェアのアップデートが始まりました。全く面倒はありません。Eye-Fiから無線LAN経由でインポートするには、取り込むためのソフトを常駐しておきます。接続ドライバのようにWindows7 64bitに対応していないということもなくてよかったです。

    NEX-5には、Eye-Fiに対応したメニューがあって、現在アップロード中が画面でわかります。ただし、後何%のファイルをアップしなければいけないとかの残量はわかりません。単純にアップ中だけです。何をやっているかがわからないので、これは残念はところです。

    使ってみるとEye-Fiのメモリカードはとても便利です。メモリを外してPCに入れたり、ケーブルでカメラとPCを接続したりということもありません。メモリを外したり付けたりだと、カメラ本体のスロットを壊したり、ケーブルの接続口を壊したりなどが無くなります。自分はカードの入れ方やケーブルを無理に差し込んだりとカメラを壊しそうになったことがよくあります。カメラの電源を入れて、無線LANのアクセスポイントのエリアに入り、PCにEye-Fiのソフトを常駐しておけば、勝手にファイルをアップしてくれます。撮影すれば直ちに転送を開始するので、PCにはアップロードの動作をしなくていいのは、物撮りには便利でしょう。

    普段は写真データの管理はPicasaを使っていますが、JPEGやRAWフォーマットのファイルだとインポートしてくれるのですが、ムービーファイルはどういうわけかインポートしてくれません。ムービーファイルはエクスプローラーでファイルをコピーしないといけません。Eye-Fiだとムービーファイルも自動的にファイルをインポートしてくれるのは素敵な機能です。

    使える機能としては、Eye-FiはEye-Fi Viewという機能で、インポートされたファイルを7日間預かってくれます。お金を払うとずっと保存してくれるらしいです。いつもの自分のやり方は、PCにファイルをインポートしてしまうとカメラ側のデータをすべて削除するかフォーマットしてしまいます。これだとバックアップの処理が完了しないと、PCにファイルが一つだけ存在することになります。万が一PCのディスクが壊れた場合、せっかく撮った写真データがなくなる可能性があります。バックアップの処理は一日一回ですので、その間のリスクがあるわけです。Eye-Fiのメモリカードをエンドレスモードにしておけば、メモリからデータを削除する必要もないので、Eye-Fi Viewと組み合わせれば、PCが何か危ないことになってもデータは助かります。もちろん、撮影直後にメモリが壊れてしまえば、何も残りませんが、これはメモリを二重書き込みしない限り防ぐことができませんので、これは考えないことにしましょう。

    自分はFONの会員ですので、街中でもFONのアクセスポイントさえあれば(あまりないのは残念かも・・・)、どこでもファイルの継続的にアップロードができますので(理想的には)、ファイル消失のリスクは減るはずです。自宅にはFONルーターが2台あります。一方を無線LANのプライベートのアクセスポイントとして登録し、もう一方をFONのパブリックのアクセスポイントとして登録しました。プライベートのAPを止めてFONルーター経由でのデータをアップすると、正常にデータのアップが確認しました。さすがに転送は遅くなります。

    最後におもしろい機能としては、撮影した場所の座標をジオタグとして、自動的にJPEGファイルのメタデータであるExifの部分に書き加えてくれることです。座標はGPSも使わずに、近くの無線LANのアクセスポイントから計算しているようです(仕組みはよくわかりません)。これでGPSロガーを持ち歩く必要がなくなりました。自分の場合は、GPSロガーを持っていますが、座標の取り込みが面倒なので、ほとんど使い込んでいません。ただし、写真を公開するときに勝手に座標が入っていることになるので、自宅で撮った写真は座標を消すような注意が必要です。ただし見てみると、自宅の座標は10mほどずれていました。住宅街ですので、計算できるアクセスポイントが少ないからでしょうか? Pisacaのウェブアルバムにアップしたところ、Gmapと撮影場所が連動してくれます。Googleの写真とGmapの連動サイトであるPanoramioでも自分で場所を設定しなくてよさそうです。

    Eye-Fiはすばらしい製品ですが、問題がない訳ではありません。それは普通のメモリカードよりもバッテリーを消費することです。ただでさえバッテリーの持ちが悪いNEX-5ですのが、Eye-Fiのおがけでもっと電池が無くなります。これは、予備の電池を持ち歩くしか対処しようがなさそうです。NEX-5のバッテリーは一個7K円以上と、高いのが難点ですが、近いうちにもう一個(今は2個所有)バッテリーを手に入れる必要がありそうです。

  • PCのメモリを交換した話し

    目白の事務所で使っているPCが突然固まるようになりました。普段Ubuntuで使っています。再起動してみるとUnbuntuのブート途中で止まります。

    マルチブートでWindowsXPをインストールしていますが、こちらは起動できますが画面の解像度がSVGAになって、色数がめちゃくちゃ低くなってしまう。

    これはマザーボードが逝ってしまったかと思ってケースを開けて見てみると別に異常なし。USBの拡張ボードを外したり、周辺機器を外してみても症状が変わらない。

    もしやと思って、Ubuntuのブートメニューからmemtestを実行してみました。実行してみると、出るわ出るわメモリエラーの山。原因は明らかにメモリの障害です。

    送信者 メジロ通信(仮称)

    あまり使っていないPCから同じ規格のDDR2のメモリを取り出して付けてみます。再度memtestを実行したところ、今度は大丈夫です。起動できるようになりました。使っていないPCは新しいPCだったのでメモリが4GBで多めでした。今のPCは2GBでしたので、壊れたおかげでメモリが増えました。

    壊れたメモリに限って永久保証ではないのですね。今度買うときは、すこしはいいメモリにしましょう。

    今回は、メモリの交換だけで助かった。マザーボード交換とかOS再インストールでなくてよかった。